セルフアンコール企画 お弔い 9月1日

後ろ髪引かれないの日記まだ書けずですみません。

今日か明日には必ず…。

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902124755j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902125248j:plain

 

最終日から一夜明け、後片付けと荷造りをしました。

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902112930j:plain

 

畳、もうちょっとあとでもいいかな? 

ビニールテープを先陣切って剥がせなくて、思い切ってだれかが手を入れてくれないか、ためらっていた畳のマンガも、ベロっと始めてしまえばあとはたのしい作業でした。

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902112659j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902112628j:plain

 

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902112856j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902112814j:plain地引網

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902112753j:plainかかったよー

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902112740j:plain昆布!

 

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902112610j:plain

 

黙々と作業を進める中、気づけばスタッフの梅木さんがしゅんしゅん鼻をすすっていて、どうしよう、そっとしておいたほうがいいのかな? 

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902112717j:plain

しばらくは息を殺して神妙な顔をしてたのですが、ついふざけたくなってしまって、「梅木さん、泣いていらっしゃるのですか。」

にやつきながら顔を覗き込んで、「もうー!」と叩かれました。

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902124343j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902125545j:plain

 

さいごの夏休み、大会が終わったあとの部活みたいに、みんなやさしい目で、充満しているのは思いやりばっかりで、けだるいじゃれあいでした。

 

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902124519j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902124940j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902112557j:plain

 

 

用済みになって行き場のない成果品をまとめて、きちんと手を合わせて拝むことにしました。

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902133328j:plain

 

ろうそくと線香を用意しました。

さっきまでの晴天が今は小雨になっていて、しめやかにお弔いがとり行われます。

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902131350j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902131554j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902131559j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902131421j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902132315j:plain

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902132355j:plain

どうもありがとうございました。

だいじに思っています。

 

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902132335j:plain

 

 

昨日、少し髪を切った山下さんと毛刺交換の儀。

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902132606j:plain

「くるみちゃん物の扱いがほんとに雑だから、すぐなくしそうだよね。なくさないでね。」と念を押す山下さんでしたが、わたしは、なくすくらいならまだいいと思った。

あれ? これなんだろう。 

山下さんの毛髪だった記憶自体を失って、「そうそうわたしこの時茶髪だったんですよねー」とか言い出しそうでした。

f:id:kurumi-zenzo2014:20140902132638j:plain

 

-------本日の学芸員赤ペン/ベリーショート---------------------------------------------------------------

セルフアンコール。

頼まれてもいないところに作家の制作にかける自主性がにじみ出ていますね。

自称。みたいな。

なーむー。

 

交換いただいた毛刺、私のデスクの引き出しに大切に保管されています。

大きな女の子のクローン作れるかな。

 

坂本善三美術館 学芸員 山下弘子